2025年10月、夫婦で参加した
北フランス周遊8日間ツアー。
4日目は、
優雅なシュノンソー城を見学したあと、
ロワール地方を代表するシャンボール城へ向かいます。
川に架かる美しいお城と、
まるでおとぎ話の世界のような壮大なお城。
それぞれ違った魅力に触れることができました。
パリには日が暮れてからの到着。
車窓からセーヌ川や凱旋門、エッフェル塔を眺め、
初めて自分たちだけでパリの街へ。
翌日に控えたルーブル美術館のことを少し心配しながら、
パリでの夜を過ごしました。
今回は、
シュノンソー城の見学からシャンボール城、パリ到着、
そして初めてのパリの夜までの様子をまとめます。
シュノンソー城へ
7:00頃にホテルで朝食を済ませ、
8:00頃、まだ薄暗い空の下で
シュノンソー城へ向けて出発。

約2時間半のバス移動です。
高速道路を抜け、
のどかな田園風景の中を走りながらロワール地方へ。
途中でトイレ休憩を挟み、
11:00前に到着しました。

バスを降りて少し歩くと、
シュノンソー城へ続く道が始まります。
足元には色づいた落ち葉が広がり、
秋らしい景色がお出迎え。
少しひんやりとした空気が心地よく、
穏やかな空気の中で少しずつ気持ちが高まっていきました。


入口でチケットを受け取り、いよいよ城内へ。
ここから約1時間半の自由散策です。
秋色の先に待つシュノンソー城
まずは、お城へ続く並木道を歩いていきます。
真っすぐ続く並木道を歩いていくと、
木々の間から少しずつお城の姿が見えてきました。

少しずつ近づいていく時間も、なんだか特別。
並木道を抜けると、
ついにシュノンソー城が目の前に現れました。

白い外壁とグレーの屋根、
鮮やかな芝生とのコントラストがとても美しい。
マルクの塔の横を通り、お城の中へ進みます。
入場してすぐ左手にある「衛兵の間」を抜けると、
礼拝堂がありました。


高い天井へと伸びる美しいアーチと、
やわらかな光を通すステンドグラス。
色鮮やかな光が静かな空間を優しく彩り、
しばらくその美しさに見入ってしまいます。
礼拝堂を見学したあとは、
ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋へ。

深紅の天蓋付きベッドが目を引き、
壁一面には「力」と「愛徳」を描いた
大きなタペストリーが飾られています。
実はこのベッド、以前は青い装飾だったそうですが、
私が訪れた時は保存・修復や展示の都合で、
赤い仕様になっていたようです。
シュノンソー城でもらったパンフレットには、
以前の青い装飾のベッドが掲載されていました。

ディアーヌ・ド・ポワティエの部屋から
ギャラリー(回廊)へ。
橋の上につくられたこの回廊は、
かつて舞踏会が開かれた華やかな空間だったそうです。

等間隔に並ぶ窓とシャンデリアが美しく、
長く続く回廊は歩くだけでも特別な気分になりました。
続いて訪れたのは、
フランソワ一世のサロン。


壁一面に広がる華やかな装飾や花が美しく飾られていて、
歴史ある空間にやさしい彩りを添えていました。

続いて訪れたのは、ルイ十四世のサロン。
鮮やかな赤い壁と豪華な額縁が印象的で、
部屋全体にどこか威厳のある雰囲気が漂います。
お城の中をひと通り見学したあとは、庭園へ。
ちょうど季節の花の植え替え作業が行われていて、
庭師さんたちが丁寧に手入れをしている姿を見ることができました。

こうして日々大切に管理されているからこそ、
この美しい景色が受け継がれているんだなあと感じます。
カトリーヌの庭園からは、シェール川に架かる
シュノンソー城の西側の姿を眺めることができます。

川に浮かんでいるようにも見える美しいお城は、
どの角度から見ても本当に絵になります。

噴水越しに眺める景色もまた美しく、
最後まで散策を楽しみました。
観光の合間にランチ
シュノンソー城をあとにして、
ランチ会場へ向かいます。
お城から歩いて約5分。


石造りの建物が並ぶ可愛らしい街並みを歩いているだけでも、
フランスらしい雰囲気を味わえました。
ランチ会場は「Au Gateau Breton」。

外観も可愛らしく、テラス席もある素敵なお店です。
この日のランチは、サラダとお魚料理。


ソースは少し薄味でしたが、
ツアー中の食事では一番好みで、
「これ美味しい!」と思わず嬉しくなりました(笑)。
駆け足で巡るシャンボール城
ランチのあとは、バスで約1時間。
今日の中で特に楽しみにしていた、
シャンボール城へ向かいます。
ただ、到着前から気になっていたのが、
自由時間が約30分しかないこと。
お土産を見る時間も含めて30分だったので、
今回のツアーの中では一番あっという間の観光でした。
正直、シュノンソー城以上に
じっくり見てみたかったお城だったので、
少し名残惜しかったです。
それでも、目の前に現れたシャンボール城は圧巻。

せっかくここまで来たなら、
どちら側からの姿も見ておきたい。
そんな気持ちで、お城の周りを小走りで巡りました。


走ってでも見てよかったと思えるほど、
どこから眺めても本当に美しいお城でした。
近くで見ると、
細かな装飾がびっしりと施された屋根や塔にも目を奪われます。


「美女と野獣」のお城のモデルのひとつ
とも言われているそうですが、
その話にも思わず納得。

今にもプリンセスが姿を現しそうな、
そんな夢のような景色が広がっていました。
名残惜しい気持ちのまま、
お土産を少しだけ見てバスへ。
シャンボール城を後にし、
この後は約3時間かけてパリへ向かいます。
車窓に映る、パリの夜景
夕暮れを過ぎ、街の灯りが見え始めるころ、
車窓にはパリらしい景色が次々と現れました。
セーヌ川に立つ自由の女神。
続いてライトアップされた凱旋門、
そして美しく輝くエッフェル塔。


フランス最後の滞在地が、いよいよ始まります。
この日から3泊お世話になるのは、
「ホテル メルキュール パリ 19 フィルハーモニー ラ ヴィレット」。

お部屋は清潔感があり、
快適に過ごせる空間でした。
小さなデスクと椅子もあり、
ちょっとした作業や荷物の整理にも便利。
枕元には読書灯が付いていて、
寝る前にも過ごしやすかったです。


コーヒーや紅茶も用意されていたので、ほっと一息つけます。
初めての自由行動、夜のパリへ
荷物を置いたら、今回の旅で初めての自由行動。
これまでは添乗員さんについて歩いていましたが、
この夜は自分たちだけでパリの街へ出かけます。
ホテルから徒歩約5分の「Chez JJ」で
夕食をいただくことにしました。
ホテルからお店までは大通り沿いでしたが、
初めて歩く夜の海外。
人通りはあるものの、緊張しながら向かいました。
お店は思っていたより空いていて、
「ここで合ってるよね?」と少し不安になりましたが…
そんな心配は料理をひと口食べた瞬間に吹き飛びました。

ドリンクはホットワインを。
レモンがたっぷり入っていて、果肉感もしっかり。
酸味がアクセントになっていて、とてもおいしかったです。

人生初のエスカルゴは、バジルの香りが食欲をそそる一品。
クセもなく、おいしくいただきました。
ブッラータのサラダと、サーモンとペンネを注文。


ブッラータはナイフを入れると
中からとろっとチーズがあふれ出し、
とても濃厚な味わい。
サーモンとペンネは、ソースがしっかり絡んでいてとてもおいしく、
あっという間に食べてしまいました。
そして一番感動したのが、
初めて食べた牛肉のタルタル。

「生のお肉ってどうなんだろう…」と
思っていましたが、臭みはまったくなく、
想像以上のおいしさでした。
ツアー中にいただいた食事とはまた違う、
フランスらしい料理を味わえて大満足。
4品+ドリンク2杯で合計13,493円でした。
お腹も心も満たされたところでホテルへ戻り、
翌日の準備をします。
ただ、ひとつ心配だったのが、
数日前の10月19日にルーブル美術館で強盗事件が発生し、
一時休館となっていたこと。
20日も臨時休館、
21日はもともとの休館日だったため、
22日に見学予定だった私たちは、
「入れるのかな…」とずっと気になっていました。
開館するかどうかは、
翌朝に公式サイトを確認するまで分からない状況。
無事に見学できますように。
そんな願いを胸に、この日は眠りにつきます。
少しの不安と期待を胸に
シュノンソー城の優雅な美しさ、
駆け足で巡ったシャンボール城、
そして初めて歩いた夜のパリ。
フランスの魅力をぎゅっと詰め込んだ、
濃密な一日になりました。
明日は、いよいよルーブル美術館へ。
少しの不安も抱えながら、
期待を胸に眠りにつきました。

