添乗員同行で巡る北フランス8日間|5日目 ルーブル美術館とCafe de Floreで過ごすパリの朝

旅行記

2025年10月、夫婦で参加した北フランス周遊8日間ツアー。

5日目の午前は、楽しみにしていたルーヴル美術館へ。

まずはパリの老舗カフェ「Cafe de Flore」で朝食を。

それからパリの街並みを楽しみながらルーヴル美術館へ向かいます。

ガラスのピラミッドをくぐり、
モナ・リザや、サモトラケのニケなど、
世界中で愛される名作をゆっくり見学しました。

美術館そのものの美しい建築にも何度も足を止め、
見学のあとは、パリの街角にあるビストロでランチ。

今回は、そんなルーヴル美術館とパリでの朝食、
ランチの様子をまとめます。

いよいよ、自分たちだけのパリ

朝6:00に起床。

数日前に一時休館となっていたルーブル美術館が開館するのか、
ドキドキしながら公式サイトを開きます。

スマートフォンに表示されたのは、

“The museum is open today.”

その文字を見た瞬間、
旦那さまと顔を見合わせて思わずハイタッチ。

無事にルーブル美術館へ行けることが分かり、一安心です。

今回はオプショナルツアーで
入場券の代行予約をお願いしており、9:30入館。
料金は1人7,000円でした。

ルーブル美術館の予約以外は、
ここからすべて自分たちで行動します。

今まで4日間は添乗員さんや
ツアーのみなさんと一緒に行動してきましたが、
この日から2日間は自由行動。

行き先も移動も、全部自分たち次第。

「ちゃんとたどり着けるかな?」
「予約どおり入れるかな?」

ワクワクと少しの不安を抱えながら、
わたしたちだけのパリが始まります。

せっかくならパリらしい朝を楽しみたいと思い、
事前にチェックしていた「Cafe de Flore」へ向かいます。

ホテルからは車で約45分。

今回初めて利用したのはUberタクシーです。

アプリで簡単に呼ぶことができ、すぐに迎えに来てくれました。

運転手さんといろいろ話してみたい気持ちはあるものの、
言葉が思うように伝えられないのが少しもどかしい…。

そんな中、車窓からふと見えた凱旋門に感動。

朝のパリの街並みを眺めながら、目的地へ。

Cafe de Floreで朝食を

8:00ごろ、Cafe de Floreに到着。

まだ朝早く、少し肌寒いパリの朝。

テラス席へ案内してもらうと、
おしゃれな街並みを眺めながら
朝食を楽しむ人たちが少しずつ集まり始めています。

映画やドラマで見たことのあるような景色が目の前に広がり、

「本当にパリにいるんだな」

と、改めて実感しました。

メニューは翻訳アプリを片手に、
ひとつずつ確認しながら注文。

ホットチョコレート、クロワッサン、オニオングラタンスープ、
そしてエシレバターを添えたトーストを選びました。

まずは小ぶりで上品なポットのホットチョコレートとクロワッサン。

少し肌寒いパリの朝に、
温かいチョコレートが体にじんわり染みわたります。

濃厚でコクのある味わいは、朝の一杯にぴったり。

Cafe de Floreのロゴが入った白いポットも可愛らしく、
それだけで気分が上がります。

焼きたてのクロワッサンは、
バターの香りがふわっと広がります。

外はサクサク、中はふんわり。

パンの中でもクロワッサンが一番好きなわたしには、
たまらない美味しさでした。

トーストは2枚。

添えられていたのは、
フランス産発酵バターで有名なエシレバターです。

焼きたてのトーストの上でゆっくりと溶けていくバター…。

濃厚でコクがあり、
思わずそのまま食べたくなるほど美味しいバターでした。

そして、事前に「絶対に食べたい!」
と思っていたオニオングラタンスープ。

熱々のスープの中には、
とろとろに煮込まれた玉ねぎと香ばしく焼かれたチーズ。

さらに、中にはパンも入っていて食べ応えも十分。

玉ねぎの甘みが広がり、
今回の旅でも特に印象に残った一品。

これだけでも十分満足できるほどでした。

さらにバゲットまで付いてきて、クロワッサンにトーストに、、
気づけば朝からパン尽くし。
パン好きにはたまらない朝食になりました。

お会計は全部で45€。

当時のレートで8,077でした。

ルーヴル美術館へ向かって

朝食を楽しんだあとは、
朝のパリの街並みを楽しみながら、
ルーヴル美術館まで歩いて向かいます。

徒歩約15分。

セーヌ川を渡りながら歩く道のりも、
パリらしい景色が続きます。

朝は曇り空でしたが、
少しずつ雲の切れ間から青空が見え始めました。

空が明るくなるにつれて街全体の表情も変わり、
歩いているだけで気分が高まります。

歴史ある建物や橋、何気ない街角まで絵になる景色ばかり。

キョロキョロ見渡しながら歩いていると、
15分ほどの道のりもあっという間。

そうして、ついにルーヴル美術館へ。

ガラスのピラミッドをくぐって

中に入ると、目の前に現れたのは、
何度も写真やテレビで見たことのあるガラスのピラミッド。

雲の隙間から少しずつ光が差し込み、
ガラスのピラミッドがきらきらと輝いていました。

朝、公式サイトを開くまで
本当に入館できるのか分からずドキドキしていたこともあり、
その景色を目にした瞬間は思わず笑顔になりました。

「本当に来られたんだ。」

そんな気持ちでいっぱいになりながら、
しばらく景色を眺めていました。

その後、無事に添乗員さんと合流し、
入場チケットを受け取ります。

入口や見学の流れについて説明を受けたら、
添乗員さんとはここでお別れ。

ここからは自分たちだけで美術館を巡ります。

チケットを見せて中へ入り、エスカレーターを降りていきます。

まず目指すのは、
ルーヴル美術館で一番楽しみにしていた

『モナ・リザ』。

美術、芸術の知識もセンスもほとんどありませんが、
「この目で本物を見てみたい!」という気持ちだけは人一倍。

そんな気持ちで館内を歩き始めました。

館内には案内表示があちこちにあり、
それを頼りにドゥノン翼へ向かいます。

案内表示をたどって歩いていくと、
ついに入口が見えてきました。

そして、いよいよご対面。

実際に目の前にすると、一番驚いたのはその大きさ。

勝手にもっと大きな作品を想像していたので、
「意外と小さい!」というのが最初の印象でした。

テレビなどで見ると、たくさんの人に囲まれて
遠くからしか見られないイメージがありましたが、
この日は一番前まで近づくことができました。

やさしく微笑むような表情や、
豪華な額縁の美しさに見入ってしまいます。

テレビや本では、「見る角度によって表情が変わって見える」と聞いていましたが、
わたしにはずっと微笑みかけてくれているように見えました。

その後は館内をゆっくり見て回ります。

「この人は誰なんだろう?」
「これはどんな場面なんだろう?」
「何が描かれているんだろう?」

そんなことを想像しながら眺めたり、
「この色きれいだな」「天使がいる!」
なんて思いながら歩くだけでも十分楽しい時間。

そして、絵以上に見入ってしまったのが、
それぞれ違ったデザインの豪華な額縁。

ひとつひとつ細かな彫刻が施されていて、
額縁だけを眺めていても飽きないほど。

中でも特に好きだったのが、この木製の額縁。

絵のふんわりと優しい雰囲気と、
この木製の額縁が本当によく合っていて
お気に入りの一枚。

もちろん絵に合わせて作られているんだろうけど、
「この組み合わせ素敵だなぁ」と思いながら眺めていました。

…ところが、帰国してから調べてみると、
この作品は見た目の印象とは
まったく違う意味を持つ絵だったことが判明。

恋の情熱や欲望を象徴した作品で、
天使やたいまつにもそんな意味が込められていたそうです。

「優しくて癒される絵だなぁ」と思っていたわたしは、
思わず「そういう絵だったの!?」とびっくり(笑)。

その後も館内を歩いていきます。

教科書で見たことのある作品にもたくさん出会えました。

ウジェーヌ・ドラクロワの《民衆を導く自由の女神》

実際に目の前で見ると想像以上に大きく、迫力があります。

特に驚いたのは、人物たちの服の描写。

女性のふわっと揺れるドレスはもちろん、
それぞれの服の質感まで伝わってくるような緻密さで、
「こんなところまで描き込まれているんだ」と、近くでじっくり眺めてしまいました。

《サモトラケのニケ》

教科書で見たことのある作品を目の前にすると、
それだけで少し嬉しくなります。

石でできているとは思えないほど、
風を受けてなびく服の表現がとても繊細。

体にぴったりと張り付く衣服からは力強い風が伝わってきて、
翼には、今にも羽ばたきそうな躍動感がありました。

ヨハネス・フェルメールの《レースを編む女》

想像していたよりずっと小さな作品。

その小さな絵を囲む木の額縁には、花柄が細かく彫られていて、
優しい色合いの絵と額縁の雰囲気がとても素敵。

美術や芸術の知識がなくても、
自分なりの「好き」を見つけたり、
気になった作品について後から調べたり。

美術館初心者のわたしでも、楽しい時間を過ごせる場所でした。

絵や彫刻だけでなく、館内そのものにも見どころがたくさん。
1日では回りきれないと言われるのも納得です。

館内を歩いていると、ふと見上げた先に広がる天井や、
一本一本に細かな彫刻が施された柱。

特にこの空間は、白を基調に金色の装飾が映えていて、とても華やか。

天井なので近くで見ることはできませんが、
細かな装飾まで美しく、とても印象的な場所でした。

館内には、思わず足を止めて見上げてしまうような
美しい空間があちこちにあります。

まだまだ見たい作品や場所はたくさんありましたが、
パリには他にも訪れたい場所がたくさん。

名残惜しさを感じながら、
次の目的地へ向かいます。

ルーヴル美術館は、一度では見尽くせない場所。

今度はもう少し歳を重ねた頃に、
旦那さまと一緒に時間を気にせず、ゆっくり歩いてみたい。

今回見られなかった作品や景色にも、
また出会えたらいいなと思います。

パリのビストロでランチ

ルーヴル美術館を後にして、
午前中はルーヴル美術館でたっぷり歩いたので、
美味しいランチでしっかりエネルギーチャージ。

向かったのは、美術館から歩いて約10分の場所にある
「AU VIEUX COMPTOIR

テラス席もあり、パリの街並みを眺めながら食事を楽しめる、
雰囲気抜群のお店でした。

メニューは英語表記のものを用意してくださいました。

スマホで翻訳しながら、どれにしようか相談する時間も海外旅行ならではの楽しみでした。

注文したのは、

・Egg Mayonnaise(9€)

シンプルなゆで卵の前菜ですが、濃厚でクリーミーなマヨネーズがよく合います。

・Pâté Grand-Mère & Pickles(15€)

少しレバーのような風味も感じるパテ。

ハーブの香りがふわっと広がり、
ピクルスと一緒に食べるとさっぱり。

Beef Bourguignon(28€)

蓋を開ける前から、いい香り。

お肉はスプーンでもほぐれるくらい柔らかく、
にんじんやじゃがいもにも味がしっかり染みています。

デミグラスソースのような重たさはなく、
思っていたよりも軽やかな味わいでした。

「ビーフブルギニョン」と聞いて、

「あ、ツアーでも食べた料理だ!」

と思って注文したのですが……

全然違う(笑)。

お店でいただくビーフブルギニョンは別格でした。

お会計は全部で52€。
当時のレートで9,332円でした。

パリでゆっくりランチを楽しめて、この内容なら大満足です。

午後はパリの街歩きへ 

ルーヴル美術館で名画に出会い、美しい建築を眺め、
ランチでは本場のフランス料理を味わい、
パリらしい時間をゆっくり楽しめた午前。

午後は、他にも楽しみにしていたパリの名所巡りへ向かいます。

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