2025年10月、夫婦で参加した北フランス周遊8日間ツアー。
5日目の午後は、パリの街をたっぷり満喫する一日です。
幻想的なステンドグラスが美しいサント・シャペル、
修復が進むノートルダム大聖堂、
憧れだったショーメ本店、
そしてシャンゼリゼ通りから凱旋門へ。
パリの街並みを歩きながら、
歴史ある建物や美しい景色に出会い、
おいしいフランス料理も満喫しました。
今回は、そんなパリ市内観光とショーメ本店、
シャンゼリゼ通り、凱旋門、
そしてブラッスリーで楽しんだディナーまで、一日をまとめます。
パリの街を歩いて、サント・シャペルへ
ランチの後は、Au Vieux Comptoirから歩いて
約10分のサント・シャペルへ。
パリの街並みを眺めながら、のんびり歩いて向かいます。


サント・シャペル周辺には、思わず足を止めたくなる景色がたくさん。
美しい装飾が施された時計塔や重厚な建物、
そして正門越しに見えるサント・シャペルの尖塔など、
歴史ある街並みを眺めながら歩くだけでも楽しめました。


サント・シャペルは人気スポットのため、
日本から事前に入場予約をしていました。
入場料は1人13ユーロ(当時約2,400円)。
到着すると、予約済みの列と当日券の列に分かれていました。
スムーズに入館したい方は、事前予約がおすすめです。
案内を見つけて入口へ向かうと、
すでにたくさんの人が並んでいました。

わたしたちは13:30で予約。
翻訳アプリで確認しながら進み、
無事に予約時間の列へ並んで入場できました。
中に入ると、まずは厳重な荷物検査とボディチェック。
両手を上げて機械で全身をスキャンするなど、
空港のようなセキュリティチェック。
歴史ある礼拝堂ということもあり、
ここまで厳重なチェックがあるとは思っていなかったので驚きました。
そんな中、係員の方が日本語で
「こんにちは」と声をかけてくれたことに、
なんだかほっとしたのを覚えています。
荷物検査を終えたあとは、外観を眺めながら周辺をふらりと散策。


そして、いよいよサント・シャペルの中へ。
まず迎えてくれたのは、1階にある礼拝堂。

扉をくぐった瞬間、空気がふっと変わり、
神聖な場所ならではの空気感に自然と背筋が伸びました。
深い青色の天井には金色の星のような模様が散りばめられ、
小さく可愛らしいステンドグラスが優しく彩ります。
階段を上がり、いよいよ上階の礼拝堂へ。
扉をくぐった瞬間、思わず息をのむ景色が広がっていました。

高い天井に金色のアーチや美しく彩られた祭壇。
外から差し込む光がステンドグラスを優しく照らし、
礼拝堂全体が幻想的な空間に包まれています。
その迫力ある美しさに、
訪れた人たちはみんな天井を見上げて感動していました。


礼拝堂を囲む約1,100枚ものステンドグラスには、
聖書の物語が描かれているそうで、
眺めているだけでも時間を忘れてしまうほどでした。

余韻に浸りながらショップを少しのぞき、
次は歩いて約7分のノートルダム大聖堂へ。
歴史を刻む、ノートルダム大聖堂
パリの街並みを眺めながら歩いていると、
やがてノートルダム大聖堂が目の前に現れます。
近づくにつれて、その圧倒的な存在感に思わず足を止めました。

数えきれないほどの人物像や、
細部まで丁寧に彫り込まれた装飾。
どこを見ても繊細な造りで、しばらく見上げていました。

2019年の火災から約5年。
私たちが訪れたのは、
世界中の職人や建築家の力によって
美しくよみがえったノートルダム大聖堂です。
その姿を一目見ようと、
広場には世界中から訪れたたくさんの人が集まっていました。

歴史的な復活を遂げたその姿を、この目で見ることができ、
今回の旅で特に印象に残った出来事のひとつでした。
しばらくその姿を目に焼き付けたあと、
次の目的地へ。
ノートルダム大聖堂を後にし、
歩いてCHÂTELET駅へ向かいます。
パリの地下鉄に乗って、
次の目的地・オペラ地区へ向かいます。
ホームに響くアナウンスや行き交う人々、
行き先表示まで新鮮で、
日本とは違う空気を感じながらの移動です。


スターバックスオペラ店でひと休み
Opéra駅から歩いて数分。
今回立ち寄ったのは、パリでも人気の
スターバックス オペラ店です。
日本ではスターバックスのスタンプを
ふたりで集めている私たち。
海外のスタンプは集められませんが、
旅先でスターバックスを訪れるのも、
いつの間にか楽しみのひとつになっています。
黒い大理石のような重厚感のある外観は、
日本のスターバックスとはひと味違う雰囲気。

中に入ると、まるで宮殿を訪れたような華やかな内装に目を奪われます。

シャンデリアや天井の装飾まで美しく、
「ここ、本当にスタバ?」と思ってしまうほど、
優雅で美しい空間が広がっていました。
メニューはコーヒー系を中心に、
日本と大きく変わる印象はありませんでした。
一方で、フルーツ系ドリンクの
「Starbucks Refresha(スターバックス リフレッシャ)」や
フードメニューには、
日本では見かけないものも多く、気になるものがたくさん。
海外ならではのメニューを眺める時間も楽しめました。
価格はなかなかのパリ価格。
ショートサイズのカフェラテは3.95ユーロ
(当時のレートで約695円)。
日本のスターバックス ラテはショートサイズ460円ほどなので、
約235円高い価格でした。
また、メニューの中に「抹茶」を見つけたことにびっくり。
海外でも親しまれていることが、
なんだかうれしく感じられました。


ゆっくりコーヒーを飲みながら、
次の目的地へ向けてひと休み。

旅の途中にこうして一息つける時間も、大切な思い出です。
スターバックスを後にし、
すぐ近くのオペラ・ガルニエへ。

建物の脇には、設計を手がけた建築家
シャルル・ガルニエの記念碑がありました。

今回は時間の都合で外観の一部だけの見学。
いつかこの場所で、ふたりで公演を鑑賞できたらいいな。
そんな小さな夢も増えたひとときでした。
旅のきっかけ、CHAUMET本店へ
オペラ・ガルニエから10分ほど歩いて向かったのは、
世界中の高級ジュエラーや
ラグジュアリーブランドが軒を連ねるヴァンドーム広場。

歩いているだけでも、特別な空気が流れていて、
憧れのブランドが並ぶ景色に自然と気分も高まります。
そんなヴァンドーム広場で、今回いちばん楽しみにしていた場所へ。

実は今回のフランス旅行は、
ここを訪れたいという想いがきっかけでした。
日本で結婚指輪を購入してから、
「いつか本店にも行ってみたいね」
と話していたショーメ(CHAUMET)。
こうしてふたりで本店を訪れることができて、
とてもうれしかったです。
ただ、お店の前に着いてから、ふと気づきました。
予約もしていないのに、入れてもらえるのかな……。
入口には少し強面のスタッフの方が立っていて、緊張しながら翻訳アプリに、
「日本から来ました。日本の店舗でショーメの結婚指輪を購入しました。
少しだけ店内を見せていただけませんか?」
と入力。
身につけていた結婚指輪を見せながら画面を差し出すと、
快く迎え入れてくださいました。
それだけでも十分うれしかったのですが、
さらに日本語を話せるスタッフの方まで案内につけてくださり、
店内をゆっくり見せていただけることに。
店内では、ショーメの歴史や
ジュエリーに込められた想いを丁寧に教えてくださいました。
特に印象に残っているのが、
「麦の穂(Épis de Blé)」のお話。

ショーメでは、麦の穂を
「豊かさ・繁栄・実り・幸運」の象徴として、
ジュエリーのデザインに取り入れているそうです。


その背景には、自然や植物を愛した皇后ジョゼフィーヌの存在があり、
花や葉、麦の穂をモチーフにした作品が
数多く生まれたと教えていただきました。


こうした背景や想いを知ったことで、
わたしたちの結婚指輪への愛着もさらに深まり、
ますます大切にしたいと思いました。
最後に、この旅の思い出として旦那さまから。

この日教えていただいたお話や、
パリで過ごした時間を思い出す、大切な宝物です。
予約もせず突然訪れた私たちを、
こんなにも温かく迎えてくださったことが本当にうれしく、
忘れられない時間になりました。
シャンゼリゼ通りを歩いて、凱旋門へ
ショーメ本店を後にし、コンコルド広場を通ってシャンゼリゼ通りへ。

世界中のブランドショップが並ぶ華やかな街並みを眺めながら、
ゆっくりと凱旋門を目指します。
秋色に色づき始めた並木道も美しく、
歩いているだけでパリらしい景色を楽しめました。


少しずつ大きくなっていく凱旋門に、
何度も足を止めて写真を撮りました。

そして、ついに凱旋門へ。

シャンゼリゼ通りを30分以上歩きましたが、
通りには世界中のブランドショップやカフェが立ち並び、
景色を眺めながら歩いていると飽きることはありませんでした。
遠くに見えていた凱旋門も少しずつ大きくなっていき、
不思議とあっという間に感じました。
車窓から何度か目にしていた凱旋門。
こうして目の前まで来ると、
細かな彫刻の美しさまでじっくり見ることができ、
その迫力に圧倒されました。
今回は展望台には上りませんでしたが、
自分の足でここまで歩き、
この景色を見ることができただけで十分満足でした。
ギャラリー・ラファイエットへ
地下鉄でギャラリー・ラファイエットへ向かいます。

美しいクーポール(丸天井)を眺めながら館内を散策し、
お土産探しも楽しみました。

そして見つけたのが、大好きなミッフィーちゃん。

せっかくフランスに来た記念に、クロワッサン柄のお洋服を着て、
クロワッサンを抱えたミッフィーちゃんをお迎えすることに。
今でも見るたびに、
パリで過ごした時間を思い出す大切なお土産です。
偶然見つけた、最高のディナー
外へ出ると、雨が降り始めていました。
「夕食はどうしよう?」と近くのお店を探し、
見つけたのが「Grand Café Capucines」。


クラシックな雰囲気が素敵で、
パリらしさを感じられるレストランです。
席に着くと、日本語のメニューを用意してくださいました。
観光客も多く訪れるお店なのかもしれません。
注文したのはこちら。
- オニオングラタンスープ 10.5€
- エスカルゴ(6個) 11.9€
- シャブリワインを使ったムール貝(自家製フライドポテト付き) 22.5€
- ロブスター半身の鉄板焼き 39.5€
フランスに来てからすっかりお気に入りの
オニオンスープとエスカルゴは、
今回も期待以上のおいしさ。
熱々のオニオンスープは
濃厚なチーズと甘い玉ねぎがよく合い、
朝に食べたものとはまた少し違った味わい。


同じ料理でも、お店によってこんなに印象が変わるんだなと感じました。
ムール貝は一粒一粒が大きく、
ワインの旨みがしっかり染み込んでいて、つい手が止まらなくなるおいしさ。
付け合わせの自家製フライドポテトも、ほくほくで絶品でした。

ロブスターは身がぷりぷり。
下にはフレゴラ(粒状パスタ)が敷かれていて、
プチプチ、もちもちとした食感が楽しく、
クリーミーなソースとも相性抜群でした。

口コミの評価が高いお店ではありましたが、
前日のディナー、そしてこの日のランチといい、
今回のフランス旅は「近くだから入ってみよう」
と立ち寄ったお店がどこも大当たり。
気軽に入ったお店でこんなにおいしい料理に出会えるのも、
旅ならではの楽しさだと感じました。
後から調べてみると、このお店は1875年創業といわれる、
パリでも歴史あるブラッスリーのひとつだったそうです。
「たまたま入ったお店がこんな名店だったなんて」
と、なんだか得をした気分になりました。
今回のディナーは110.14€(当時約19,749円)。
少し贅沢をしましたが、
「食べてよかった」と思える大満足のディナーでした。
ディナーを終える頃も雨が降っていたため、帰りはUberタクシーでホテルへ。
今日一日の出来事をふたりでゆっくり思い返しながら、眠りにつきました。
明日はいよいよパリ最終日
世界遺産を巡り、ショーメ本店を訪れ、
パリの街を歩いて過ごした自由時間。
たくさん歩いたからこそ出会えた景色や、
おいしい料理も含めて、
パリの魅力を存分に感じられた一日になりました。
明日は、いよいよエッフェル塔とセーヌ川ランチクルーズへ。
パリで過ごす最後の一日も、
心に残る景色との出会いが待っています。

